
こんにちは。はっしー(@hattsshi)と申します。
ホームページの自作をお考えの中小企業および個人事業主の方へ
ホームページはコストを抑えながら集客できる反面、同じキーワードで上位表示した同業他社は全てライバルになります。
このページでは、
中小企業や個人事業主がホームページを自作するメリット・デメリットから、いくつか選択肢があるホームページを作る方法、そして自作するか依頼するかを決める前に調査すべき3つのポイントをご紹介します。
これからホームページ集客を始めようとお考えの方はもちろん、作り変えてリニューアルしたいとお考えの方も参考にして頂ければと思います。
ホームページを自作する5つのメリット

まずはホームページを自作するメリットとデメリットをご紹介します。
- 費用を抑えて制作できる
- デザインやカスタマイズを自由にできる
- 修正や更新も自由に運用できる
- 維持費も抑えられる
- ホームページ運用の知識が身につく
以上の5つのポイントがメリットとしてあげられます。
それでは、一つひとつ解説していきます。
①費用を抑えて制作できる
ホームページ制作を自分でおこなう場合、
- ドメイン(URL)
- サーバー
- テンプレート
この3点をそろえたら、ひとまず制作できます。
テンプレートは無料で使えるものもありますので、最小限に抑えると初期費用は2,000~3,000円から始められるでしょう。
②デザインやカスタマイズを自由にできる
自作するなら自分の思うようにデザインしカスタマイズが可能です。
htmlとcssの知識がなければ難しいですが、最低限の知識を身につけたらなら、あとはネットで調べれば大体のことは解決できるはずです。
③修正や更新も自由に運用できる
自社で運用するなら修正や更新もいつでも自由にできます。
④維持費も抑えられる
制作費だけでなく、月々の運用経費も抑えられます。
ドメインとサーバー代だけなら年間1万円くらいまで抑えることが可能です。
⑤ホームページ運用の知識が身につく
ネットで調べたり書籍などで学んだだけではなかなか難しいですが、実際にホームページを一つ作ることである程度の知識は身につくでしょう。

ホームページを自作する5つのデメリット

では続いてデメリットも見ていきましょう。
- 自作する時間や手間がかかる
- 素人っぽいホームページができてしまう
- 不具合が生じたとき自分で対処しなければならない
- SEO対策も自ら行わなければいけない
- 頑張って作ったのに結果が出ないことも
5つにまとめたこちらのデメリットも一つひとつ詳しく見ていきましょう。
①自作する時間や手間がかかる
一から学びながら自作するとなると時間がかかります。
制作や学びにかかる時間を時給換算すると自作が本当に得策かは微妙な問題かもしれません。
②素人っぽいホームページができてしまう
素人が作るとどうしても素人っぽさが出てしまいます。
全体のデザインだけでなく、画像やカラー、レイアウトなど全体のバランスも大事です。
③不具合が生じたとき自分で対処しなければならない
ホームページはプログラム言語からできているので、知識がないままカスタマイズすると表示が崩れたり真っ白になるなど不具合が出ることがあります。
その際も自分で対応しなければなりません。
もちろん、問題解決を外部に依頼する方法もあります。
④SEO対策も自ら行わなければいけない
自作して完成にこぎ着けてもアクセスが無ければ売り上げには繋がりません。
ホームページは完成してからが勝負です。
SEO対策も自分でおこなう必要があります。
⑤頑張って作ったのに結果が出ないことも
WEBは集客できて初めて成功です。
頑張って作ってもアクセスを集められなければ結果が出ないですし、アクセスを集められたとしても問い合わせや成約に繋がらなければ見直しが必要になります。

ホームページを制作する5つの方法。お金や手間のかけ方で種類がある。

ここまで自作のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、ホームページ制作は、「自作」か「プロの業者に頼む」かの2択ではありません!
最近では様々なサービスがありますので、費用を抑える方法も様々。
大きく分類して5つの方法があります。
- 制作会社に依頼する
- フリーランス/クラウドソーシングで依頼する
- 無料or格安サービスで作る
- htmlサイトを自作する
- CMSで自作する
①→⑤へ費用や手間が抑えられる方法です。
一つひとつ順にご紹介しながら各メリット・デメリットもお伝えしていきます。
①制作会社に依頼する
ホームページ制作業者に依頼する方法です。
一般的な制作会社は目安として20万~。ホームページのページ数やこだわりによってピンキリと言っても良いでしょう。
- 見栄えの良いホームページができる
- 戦略や構成も考えてくれる※
- 運営のアドバイスをもらえたり相談できる※
- 保守業務も請け負ってくれる会社もある※
- SEO対策も請け負ってくれる会社もある※
※会社によって対応していない場合もあります。
- 制作会社が多過ぎて選ぶのが難しい
- 先行投資が必要
ホームページ制作業者は多いですから、なかなか選ぶのは難しいでしょう。
予算と相談しながら、制作後の運用や更新などどこまでサポートしてほしいかも考慮して選ぶ必要があります。
②フリーランス/クラウドソーシングで依頼する
フリーランスに受注する方法もあります。
フリーランスとして活動している人の中にはホームページを運営している人やTwitterで発信している人もいますし、クラウドソーシングサービスでフリーランスに依頼する方法もあります。
- 安く依頼できる
- 必要な作業だけ依頼できる
※会社によって対応していない場合もあります。
[box class=”yellow_box” title=”フリーランスのメリット”]
- 安く依頼できる
- 必要な作業だけ依頼できる
※会社によって対応していない場合もあります。
[/box]
- 人によって費用がマチマチ
- スキルに個人差がある
- 任せられる人を見つける手間がある
フリーランスは人によって金額も違いますし、レベルも様々です。
技術や実績のある人は高い傾向にありますし、経験の浅い人もいますから落としどころがポイントになるでしょう。
ランサーズ | https://www.lancers.jp |
---|---|
クラウドワークス | https://crowdworks.jp |
上手く活用すると制作会社に依頼するよりお得に作ることができます。
③無料or格安サービスで作る
最近では、無料または格安でホームページを持てるサービスもあります。
安価な分、自分で記事を書き更新する必要がありますが、知識がなくてもデザインされたテンプレートで自社ホームページを持つことができます。
- 初期費用を抑えてホームページが持てる※
- 月々の費用も安い※
- 用意されたテンプレートで運用開始できる
※有料の場合です。無料サービスなら無料
- 無料または格安だと掲載できるページ数など制限がある
- 自由な運用が難しい場合も。
- 契約を終了したら改めて制作する必要がある
サービス会社によりますが、ホームページを掲載するプラットフォームを借りる形になりますので、契約終了となると改めてホームページを作る必要があります。
また、無料・有料に関わらず安価なサービスは制限もありますので、プランの内容をよく吟味して契約する必要がありますが、1から自作するよりは手っ取り早く自社ホームページを持てます。
jinbo | https://jp.jimdo.com |
---|---|
ペライチ | https://peraichi.com |
wix | https://ja.wix.com/ |
とりあえずHP | https://pr.toriaez.jp/ |
④htmlサイトで自作する
ホームページはhtmlで作るか、CMSで作るかの大きく分けて2択になります。
htmlサイトはhtmlとcssの知識があれば制作することができるでしょう。
「ホームページビルダー」や「シリウス」などの作成ソフトで作るのが一般的です。
- ソフトを使えば知識が乏しくても作れる
- ソフトを使えば更新も簡単
- htmlやcssの知識がほとんどいらない
[box class=”yellow_box” title=”htmlで自作するメリット”]
- ソフトを使えば知識が乏しくても作れる
- ソフトを使えば更新も簡単
- htmlやcssの知識がほとんどいらない
[/box]
- デザインなど細かなカスタマイズにはhtmlとcssの知識が必要
- ソフトがなければ更新が面倒
- ドメインやサーバーの契約やセッティングから行う必要がある
シリウスはアフィリエイター向けのソフトではありますが、ビジネス用テンプレートもありシリウスで作っている企業も見かけます。
個人的にホームページビルダーで作るよりは、シリウスで作った方が整ったサイトを手軽に作れますし内部SEO対策にも優れているのでおすすめです。
⑤CMS(ワードプレス)で自作する
CMSとはコンテンツ・マネジメント・システム(Contents Management System)の略で、WEBの専門的知識がなくても、WEBサイトの構築や管理・更新できるシステムのことで、アメーバブログとかはてなブログとかと同じように、システムを導入してホームページを作ることができます。
ワードプレス(WordPress)を使うのが一般的です。
- テンプレートが豊富で自由度が高い
- カスタマイズや更新も簡単
- htmlやcssの知識がほとんどいらない
- デザインなど細かなカスタマイズにはhtmlとcssの知識が必要
- ドメインやサーバーの契約やセッティングから行う必要がある
自作するならワードプレスがおすすめです。
企業ホームページに適したテンプレートも豊富ですし、ホームページのセキュリティや内部SEOの対策もプラグインである程度対応できます。


ホームページはもともとhtmlサイトが支流でしたが、近年はワードプレスサイトが支流です。
私も今はワードプレスでしか作っていません。

自作する?業者に頼む?中小企業・個人事業主が自作する前に知っておくべき!3つのこと

予算の都合もあると思いますが、自作するかプロに依頼するかを判断する前に“必ず”やっておかなければならないことがあります。
それは、ライバル企業のチェックです。
この後の自作するまでの流れでもお伝えしますが、
まずあなたの会社と競合するライバル企業のホームページがどんなものかチェックします。
「ライバルってどの会社?」
というと、
あなたの会社が上位表示したいキーワードで、すでに上位表示している企業です。
キーワードで上位表示しているライバル企業をチェック
地域密着型のビジネスなら
ユーザーが検索する「キーワード+地域名」です。
葬儀屋の場合
「家族葬 福岡」などのキーワードです。
外構工事なら
「庭工事 常滑」のようなキーワード。
整骨院の場合
「整骨院 札幌」というようなキーワードです。
整骨院なら「腰痛 整骨院 札幌」と自社が得意とする悩みに絞るのもアリですが、キーワードを増やしてターゲットを絞り過ぎると、そもそも全然検索されていない。というオチになりかねないので注意です。
キーワードの月間検索数を調べるなら下記のサイト。
aramakijake.jp
登録不要ですぐに調べられます。
上位サイトをチェックする3つの項目
キーワードが決まったら、そのキーワードで実際にGoogleで検索してみましょう。
そして、上位20サイトくらいをすべて見てみて下さい。
チェック項目は以下の点です。
- ページ数
- コンテンツのボリューム
- デザイン
自作するかどうか決める前に、まずはこの3点をチェックしましょう。
どのように考察すると良いか、一つひとつ説明していきますね。
1.ページ数
ページ数はGoogleにインデックスされているページ数をチェックします。
ホームページ内のサイトマップでページ数を数えることもできますが、
「SEOチェキ」というWEBサイトにURLを入れるとチェックできます。
上位20サイトの平均ページ数をチェックします。
ここで50ページくらいあるなら、無料や格安サービスで5ページくらいのホームページを作っても、きっと上位表示は無理だろう…と考察できます。
2.コンテンツのボリューム
これはだいたい目視で構いませんが、1ページ当たりのボリューム感を探ります。
各ページ文字数が多く、縦長いページ数が多ければライバルは意外と競合かもしれません。
もちろん「何が書いてあるか」内容も大事ですので、
あなた自身がお客の立場に立って見てみるのも分析方法として有効です。
3.デザイン
デザインが良ければ売れるかと言えば、あまり関係ありませんが…
(業種によります。)
明らかに安っぽいデザインや、素人っぽいデザインだと「頼りなさそう」「儲かってなさそう」と不安なイメージを与えかねず、内容を読んでもらえない恐れすらあります。
ライバルサイトを見て、見劣りしないホームページが作れそうかどうか?
この点も事前にチェックしておくべきです。
ホームページはライバルとの闘い
ここまで3つのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
なので、
「ホームページさえ作れば集客できるだろう」とか
「安くても作れるんだから安い方がいい」
という考えでは
「作ってはみたものの、全然問い合わせがない」
というオチになります。
さいごに
メインとなるトップページで狙う自社の検索キーワードでライバル企業をチェックしたうえで、自作するかどうかを決めるのをおすすめします。
予算の問題もあると思いますが、ホームページはインターネット上の営業マンです。
それにネット上では簡単に他社と比較されます。
技術的に知識が乏しくてもマーケティング力である程度カバーできますが、ライバル他社も虎視眈々と上位表示を狙っていますから、現状だけでなく将来を見据えた運営をしていきたいものですね。



この記事を読んだ方のコメント
コメント一覧 (2件)
突然の問い合わせ失礼いたします。
英語学習ひろばというサイトの管理人を行っている、ケントというものです。今回、とても良い記事だと思い、問い合わせをさせていただきました。
弊社弊社は英語特化のサイトを運営しているのですが、サイト内の”調査記事”カテゴリでは英語に限らず様々なジャンルの調査結果を公開しており、今回こちらのページ( https://hitononayami.com/crowdsourcing-survey/ )では弊社独自に行った、クラウドソーシングに関する調査結果を掲載しております。
主に、クラウドソーシングでどの程度稼ぐことが出来るのかなどの調査結果を掲載しており、このようなデータを取り入れて掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思い、問い合わせさせていただきました。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、弊社では普段から英語の記事をメインで作成しており、クラウドソーシングや副業に関する情報をあまり掲載していない事から、今回の弊社調査記事をリンクし紹介してくださった方の中から最も良いサイトを、今回の調査記事下部で、紹介させていただきたいと考えております。
まだまだ成長中のサイトですが、ドメインパワーはAhrefsで現在44あり、月間PVは3万以上ありますので、ご迷惑かけることはないかと思います。
ご希望の方は今回の調査記事をリンクし紹介したページURLと一緒にメールにてお返事いただけると助かります。
こちらは、6月30日で締め切り、最も良いサイトを今回の記事下部で紹介させていただきますので、ご検討のほどよろしくお願いします。
ケント様
コメントありがとうございます。
アンケートデータ参考になりました。
引用リンクに関しましては、こちらの記事は仕事を受注するワーカーさんではなく、制作側の目線での記事となっておりますためこの記事での引用は控えさせていただきます。
フリーランス目線で記事を書くことがあった場合、関連のあるデータを引用させていただくことがあるかもしれません。その際は、よろしくお願いいたします。