- 自社でホームページ運営しているけど、検索順位が上がらない
- HP運営を任せているけど、問い合わせが来ない
- 造園屋のホームページ制作を成功させるにはどのように作成したら良いの?
このような疑問にお答えしながら
造園屋のホームページで集客を成功させるための準備と具体的なポイントをご紹介します。
こんにちは。
橋と申します。
既存ホームページをテコ入れして上位表示を達成し売り上げUPに繋げたり、新規立ち上げや起業時のWEB集客サポートも行った経験もありますので、それらの経験も踏まえながら造園・外構・エクステリア業のホームページ制作・作成でネット集客を成功させるために必要なことを具体的にご紹介します。
造園屋のホームページを新規で制作を検討されている会社さんはもちろん
現在、ホームページ運営が上手くいっていない方
ホームページの見直しを考えている方は参考にして頂けると幸いです。
本記事の内容
造園業のホームページの目的と役割とは

造園屋がホームページでお客様から工事を依頼する流れとして、
- 見込み客が検索して造園屋のホームページを見る
- 電話やメールで問い合わせる
- 現場を見てお見積りする
- お客様が依頼する
- 工事に着手する
この一連の流れのうち、
①と②がホームページの役割です。
ホームページはネットの営業マン

ホームページは見込み客に自社を宣伝する営業マンの役割をします。
しかもホームページは24時間365日休むことなく、自動であなたの造園屋の宣伝をしてくれます。
ホームページが集客に効果的な理由
ホームページは「あなたが今、検索してこのページにたどり着いたように」
「造園 ●●(地域名)」といように、目的のキーワードを検索窓に打ち込んでホームページに訪れます。
すでに造園の工事を検討している人が見るので、無作為に配られる新聞の折り込みチラシやポスティングなどの広告より効率的なのです。
造園会社のホームページに必要なページとは

お客様から選んでいただく造園屋のホームページを制作するうえで、最低限必要となるのは下記ページです。
- トップページ
- 他社との違いや強み
- 各サービスの紹介(外構・選定・冬囲いなど)
- お問い合わせから工事完了までの流れ
- 施工事例
- 代表の挨拶
- 会社概要
- Q&A集(よくある質問集)
- お問い合わせフォーム
- 個人情報保護方針
これらのページは最低限あった方が良いです。
「そんなに必要?」
「お客さんはしっかり読んでくれるの?」
という疑問を持つ方もいらっしゃいますが
真剣に検討されている方ほど、しっかり目を通す方は多いですし、
造園や外構工事は安い買い物ではありませんので、他社と比較検討した場合にも負けないようしっかりと自社をアピールをする必要があります。
「問い合わせてくれたら答えるよ」
と、情報の少ないホームページでは問い合わせは来ません。
ホームページ制作の準備「ターゲットを絞ろう」

では、ホームページを制作する準備に入る段階で、最初にターゲットを選定しましょう。
このターゲット選定が何より大事です。
単に「造園屋です。お気軽にどうぞ」では誰にも響きません。
ホームページはインターネットで検索するとわずか数分で数十社もの造園屋を比較できてしまいます。
当然ながらお客様が依頼するのは1社です。
比較検討する場合も実際に問い合わせるのは2~3社くらいでしょう。
なので、「皆さんどうぞ」という造園屋より
客層を絞って「この造園屋こそ私にぴったり!」「こんな造園屋に依頼したかった!」と思わせた方が、依頼に繋がりやすくなります。
最初にターゲットを3つから絞る
ターゲットを絞る
と、いきなりそんなこと言われても…
多くの造園屋さんは悩んでしまうかもしれませんね。
まずは大きく3つに分類してみましょう。
- 金持ち層
- 一般層
- 格安層
まずはココを明確に分類し、そのうえで自社の造園屋としての考えやどんな悩みを解決するのか
ターゲット客層を軸に考えていきましょう。
ターゲット選定が曖昧だと、修正・改善も難しくなる
ターゲットを選定せず
「造園屋です!皆さんどうぞ」というホームページでは
- 何が悪いのか?
- どこを改善したら良いのか?
上手くいかなかったとき、あとあと改善が難しくなります。
誰の心にも響かないホームページより、こんな方にこそおすすめです。
と、ターゲットを明確に示した方が良いのです。
あなたの造園会社の強みは?

造園の工事を依頼しようと考えている見込み客に選んでもらうためにも、あなたの会社の強みやこだわりを伝えるのことで差別化を計りましょう。
金持ち層がターゲットならデザイン賞などの受賞をアピールしたり、格安層なら価格を全面に押し出した内容になるでしょう。
造園屋の強みを見つける方法
主に一般層をターゲットにした場合、実際に造園屋さんに話を聞いてみると次の回答が多いです
- しっかり施工している
- ごまかしたり手抜き工事はしない
- リーズナブルな価格で施工している
など…
ただ、これだけでは少し弱いので…。
その場合は、お客様に聞いてみて下さいとおすすめしています。
強み・こだわりをお客様の声から見つける方法
自社の造園屋として強みやこだわり、他社との違いを明確に打ち出すのは難しいでしょう。
私がクライアントさんと打ち合わせでお聞きする際は、
「お客さんにどんな言葉をもらいますか?」
「お客さんにどんな喜びの声をもらいますか?」
ということを細かく聞いていきます。
- 契約にいたる段階
- 施工が進む段階
- 工事が完了した段階
で、どのような感想を持ち、どんなことに感動し喜んでいただいたのか?
その声があなたの造園屋の強みになるはずです。
代表の挨拶で会社の想いや情熱を語る
会社概要や代表の挨拶ページを見る方は少なくありません。
(真剣に検討している人ほど見る傾向にあります。)
とくに代表の挨拶ページで、社長の考え方に共感して依頼する人もいます。
社長の経歴や、どんな想いをもって造園屋を運営しているのか
社長の顔写真と共に
丁寧に書くことをおすすめします。
当社では想いを聞いたり簡単な文章を作ってもらい、加筆修正して掲載しています。
実際、このようなサポートで喜んでいただいているので、ホームページ制作会社に依頼するならこのようなお手伝いをしてくれる会社を選ぶことをおすすめします。
顔写真は安心感や信頼感に繋がる

ホームページを制作するなら、顔写真を掲載することを強くおすすめします。
理由は、安心感や信頼感に繋がるからです。
世界的企業のappleはファンが多いですが、スティーブジョブズの考えに共感している人が多いでしょう。
ソフトバンクも孫正義さんが前面に出ています。
ジャパネットたかたと言えば、あの社長を思い出すでしょう。
特に知名度の低い中小企業の場合、ホームページを見ただけで会社名を覚えてもらうのは難しいですから、顔写真を掲載し人としての想いを伝えましょう。
代表者の写真は3回見てもらう
私がホームページを手掛ける上で心掛けているのは、
ホームページ内で3回社長の顔写真を見てもらう
ということです。
どこに掲載するか?
- トップページ
- 代表の挨拶
- お問い合わせ
この3つに顔写真を掲載するのがおすすめです。
スタッフ紹介では趣味や性格など親しみをもってもらう
スタッフ紹介ページを作るなら
- 笑顔の写真
- 趣味や性格など
親しみやすさを演出しましょう。
「どんな人が来るんだろう」という不安を払しょくし安心感をもってもらいましょう。
施工事例は必須。掲載方法が大事

施工事例ページも大事です。
「当社はこんな工事をしています」とお知らせするのにもっとも便利です。
ホームページを作成します。
という段階で、
「写真を用意していない」
というケースもあるかと思いますが
もちろん、ホームページに掲載には許可も頂いておきましょう。
写真だけ掲載して終わりはモッタイナイ!テキスト量も大事
様々な造園屋のホームページをみると、施工事例が「写真のみ」というケースも多いです。
非常にモッタイナイです。
- 写真のみでは親切じゃない
- 検索エンジンからのアクセスが見込めない
- 滞在時間が短く、コンテンツの評価が下がる
- 低品質なコンテンツと評価される恐れがある
施工事例の書き方・見せ方に関してはこちらの記事にまとめてありますので参考にどうぞ
新築やリフォームだけでなく補修工事への対応も掲載しましょう

造園屋の場合、施工範囲は新築だけでなく剪定やお手入れ・冬囲いなど、リフォームや管理などの仕事もあるでしょう。
サービス毎に丁寧な説明を
お客様は、造園屋と聞いて業務内容をすべて把握できているわけではありません。
ホームページは見たい人に見たい情報を届けられます。
剪定や冬囲いなど、できることは一つひとつ丁寧に伝えるようにしましょう。
何ができるのか?具体的に伝える
どの業界にも言えることと思いますが、造園屋さんはその道のプロです。
対して見込み客の多くは素人です。
- 何ができるのか?
- どこまでできるのか?
- 全て任せて良いのか?
こんなこともあんなことも相談していいですよ。とホームページ内で伝えられるよう意識することをおすすめします。
ブログは必要?ブログはやらないという選択肢もある

ホームページ運営に「ブログを更新しましょう」とおすすめする制作会社が多いですが、ブログを更新するかどうかは事前に検討した方が良いです。
その理由を解説します。
更新が途絶えるならブログはやらない方が良い
「●月●●日 ホームページリニューアルしました」
この更新を最後に止まっているホームページをよく見かけます。
実は割と多いです。
ブログ更新に手が回らないのであれば、最初からブログは止めましょう。
読まれないページを増やしても意味がない
ブログを更新しても誰にも読まれていないのであれば意味がありません。
見ている人がいるのか、更新した後にチェックして検証しましょう。
誰にも読まれていないページを増やしていくとデメリットがあります。
- ホームページの評価が下がる(検索順位)
- リニューアルする際に料金がかかる(ページ数)
このようなデメリットがあります。
ブログを更新するなら見込み客に役立つコンテンツを
ブログを更新するなら役立つコンテンツを発信しましょう。
「春ですね」
「バーベキューをしました」
ブログにファンがついていて読んでくれる方がいるなら良いですが、このような内容は基本的に読まれません。
日記を更新するならGoogleマイビジネスやFacebookがおすすめ

「ブログと言っても何を書くの?」
「気軽に更新するだけじゃダメなの?」
という方におすすめなのがFacebookやGoogleマイビジネスの投稿です。
写真数枚(1枚でもOK)と簡単な文章で、日記のように更新していく方法です。
「春ですね」
「バーベキューをしました」
など、ほのぼのした内容を更新するのにも適しています。
もちろんInstagramやTwitterも有効で、地道に続けていくとSNSからの集客も見込めるでしょう。
ホームページを無料で作る方法

造園屋の創業時など金銭的な面で、無料でホームページを作成したい場合は、次のような無料で利用できるサービスもありますのでここでご紹介します。
造園屋のホームページを無料で制作することはおすすめしません。
ホームページを検索エンジンからの集客に頼るなら、無料のホームページはおすすめしません。
今は多くの造園屋がホームページにお金をかけています。
「造園 ●●(横浜などの地域名)」
お客さんは検索結果に表示された造園屋のホームページと比較することになります。
また、無料のホームページサービスでは、検索結果の上位表示は難しくなります。
ホームページ制作会社の選び方・制作会社は大きく分けて3つ

ホームページ制作会社は数多くあります。
値段も全然違うしどこの会社を選べば良いか悩んでいる方も多いでしょう。
ここではホームページ制作会社のサービスの特徴や料金の目安を紹介します。
- 格安のホームページ制作会社
- デザインに強い制作会社
- マーケティングに強い制作会社
大きく分類すると、ホームページ制作会社はこの3つに分けられます。
一つひとつ紹介見ていきましょう。
格安のホームページ制作会社
- とりあえずホームページを持ちたい。
- 検索エンジンからの集客は不要で、お問い合わせの窓口さえあれば良い
という会社さんにおすすめです。
5万円程度からホームページを作成してくれる格安の制作会社もあります。
基本的に、5ページ程度で画像もトップページに1枚程度。
10ページ程度なら10万~15万円程度となるでしょう。
最低限の内容で制作してもらえます。
デザインに強い制作会社
- 企業のイメージを重視したい
- 公共工事がメインなのでホームページでの集客は不要
という会社さんにおすすめです。
デザインに強い制作会社は、もともとチラシやパンフレットなど作成していた業者が多い傾向にあります。
マーケティングやセールス、SEO対策に関する知識はマチマチで、キレイなホームページを制作したけど検索エンジンからのアクセスが全然ないというホームページも多いです。
デザインが素晴らしくてもアクセスが集まらなければ売り上げには繋がりませんので、集客に繋がっているか見極めが必要です。
マーケティングに強い制作会社
マーケティングが得意な制作会社は、ホームページの設計やキャッチコピー、ライティング、キーワード選定など、集客に繋がる仕組みを構築することを重視します。
ホームページを作成するだけでなく、SEO対策(検索エンジン最適化)も考慮して「どうやって差別化をはかり、どのように売り上げに繋げるか」というところから提案してくれます。
(うちの会社もこちらです)
検索結果において上位に表示するための対策のこと。
検索エンジンからアクセスを集めるための技術のことを言います。
ホームページ運営に月額の料金はいくらかかる?
ホームページ運営には維持費がかかります。
- 最低限かかる費用
- 運営やSEO対策を依頼する場合
この2点についてご紹介します。
最低限かかる費用
ホームページをインターネット上に公開し閲覧できる状態にするためにはドメイン代とサーバー代がかかります。
ドメイン代
ドメインとはhttpから始まるアドレスのことです。
(https://sample.jp/)
- .com
- .net
- .jp
- .co.jp
など、年間の維持費は1,000~10,000円程度です。
co.jpは登記している会社のみ取得可能で年間4,000円程度です。
サーバー代
ドメインが住所だとするとサーバーは土地代です。
インターネット上ではドメインがあっても、ホームページのデータを置くサーバーが必要になります。
サーバーの料金は容量で変動するのが一般的ですが、月に数千や数万程度のアクセスなら月額500~1,000円程度で十分です。
運営やSEO対策を専門業者に依頼する場合
ホームページ制作会社の中には作成だけでなく管理や運営に関するアドバイスなどサポートをおこなっている会社もあります。
また、SEO対策や更新・運営の実行などコンサル業務を行う会社や、実際にあなたの会社のWEB担当者としてホームページの更新や運営を代行してくれる会社もあります。
- 管理業務なら月額5,000~
- コンサルやSEO対策の運営代行なら月額50,000~300,000程度
が一つの目安となります。
- 検索結果で上位表示して問い合わせを増やしたい
- 自社で運営するのは難しいからプロにお願いしたい
という場合は、コンサルやSEO対策業者に依頼するのも一つの方法です。
継続的に集客して問い合わせを増やしていくなら、運用が大事です。
自社でWEB担当者を雇うより安い費用でプロに任せられるのでおすすめです。
SEO対策はうちも得意です。相談無料ですのでお気軽にどうぞ
さいごに
造園屋のホームページ制作・作成について、集客を成功させるための準備から実際に掲載する内容など具体的にご紹介してきました。
- ターゲットを絞る
- 強みやこだわりを明確に打ち出す
- 代表挨拶で熱い想いを伝える
- 代表の写真は必須
- 施工事例を掲載する
- サービスの内容を丁寧に伝える
- ブログはやらなくても良い
- 日記はGoogleマイビジネスやFacebookで更新するのもアリ
これらのポイントを抑えてホームページを制作すると、
相見積もりが少なくなったり、成約の確立を高めることにも繋がります。
造園屋の集客に繋がるホームページの制作や、集客と売り上げに繋がるホームページの運用もおこなっております。
- SEO対策で検索順位を上げたい
- もっとアクセスを集めて問い合わせを増やしたい
という場合も無料相談をお気軽にごご利用ください。
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