
ホームページを作成してGoogleやYahoo!からアクセスを集めるためにSEO対策で重要なメタディスクリプション(meta description)タグについてご紹介します。

こんにちは。
橋と申します。
現在も複数の企業様のSEO対策をお引き受けしており、SEO歴でいうと約12年ほどになります。
こちらでは、メタディスクリプションタグの役割から書き方、SEO対策にどんな効果があるのか一気にご紹介します。
メタディスクリプションタグは検索順位を上げ、ユーザーにクリックしてWEBサイトへ訪問してもらう上でとても重要なタグです。
- SEO対策でメタディスクリプションタグってどんな役割なの?
- メタディスクリプションタグの書き方を知りたい!
- メタディスクリプションタグの設定方法や注意点を知りたい!
という方は参考にどうぞ。
また、関連記事にはメタディスクリプションと関わりの深い「タイトルタグ」についてもご紹介していますので、合わせて参考にしてみて下さい。


メタディスクリプション(meta description)タグとは
最初にメタディスクリプションについて簡単に説明しますと
メタディスクリプションは、検索結果に表示される「そのページにどんなことが書いてあるか」を説明する文章です。
実際の検索結果で見ると


では、ここからディスクリプションとさらに詳しくご紹介していきます。
メタディスクリプションの役割


メタディスクリプションタグとは、WEBページに何が書かれているかタイトルタグを補足する説明する文章です。
メタディスクリプションを書かないのはありか?
メタディスクリプションは、設定・記述していなくてもGoogleが自動的に表示してくれます。
メタディスクリプション(meta description)タグの効果とは
書かなくても表示されるメタディスクリプションタグですが、記述することでどんな効果があるのか解説していきます。
メタディスクリプションは順位に影響する?SEO効果とは
メタディスクリプション内の文章にSEO効果はそれほど期待できません。
検索結果に表示された文章を見てクリックするかどうかの判断基準になりますから、間接的にSEO効果が期待できます。
(よくクリックされるとSEOの評価も上がる傾向にある)
クリック率が改善しアクセスが増える
タイトルタグを補足する説明文がメタディスクリプションです。
検索順位が1位であれば自然とクリックする人も多いですが、順位が下がるにつれて「どんなことが書いてあるの?」と説明文を見てクリックする人が増えます。
事前に読むか読まないかを判断してもらえる
メタディスクリプションで「こんな悩みを解決します」「このような人におすすめです」というように伝えることで、必要な人に届くようになります。
ミスマッチを防ぐことで、記事を読む人の満足度が高まりSEOにも効果が期待できます。
(クリックして記事に訪問しても、すぐに「戻る」ボタンを押す人が多いとSEO評価が下がります)
検索順位が低いほどメタディスクリプションタグの重要度は上がる
あなたもこんな経験ありませんか?
検索結果の1位、2位を見てみたけど知りたい情報がなかった。3~10位は全部見るのは面倒だから、説明文(メタディスクリプション)を見てクリックするか判断しよう。
検索順位が下がるほど、ユーザーはクリックするかどうかを判断するためにメタディスクリプションを読む傾向にあります。
メタディスクリプション設定方法
メタディスクリプションの役割や必要性は分かったけど、どこに書くの?
という方へ、
メタディスクリプションの設定方法を
- WordPressの場合
- htmlに書く方法
それぞれご紹介します。
WordPressのプラグインを利用してメタディスクリプションを書く


WordPressの場合は、Wordpressテーマ(テンプレート)によっては初期設定でメタディスクリプションを記述できるケースもあります。
その場合は、投稿ページ・固定ページの下を確認してください。
もしもメタディスクリプションの記述欄がなければ専用のプラグインをインストールして対応します。
次の2つがおすすめです。
All in One SEOの場合


「All in One SEO」はtitleタグやメタディスクリプションタグを各固定ページ、投稿ページで記述できるようになります。また他にxmlサイトマップやSNSで記事が拡散された時の画像表示設定など多機能で定番のプラグインです。
デメリットは機能が多いのでページの表示スピードが遅くなることがあります。
SEO SIMPLE PACKの場合


「SEO SIMPLE PACK」は、タイトルタグとメタディスクリプションタグを設定できる、プラグイン名の通りシンプルなプラグインです。
WordPressテーマ「swell」の制作者が開発したプラグインですので、SWELLとの相性が良いです。
サイトマップXMLやSNSなど「All in One SEO」ほどの機能を求めない方はこちらがおすすめ。


htmlのhead内に手書きでmeta descriptionを記述する方法


手書きの場合タイトルタグはhtmlの<head>~</head>内に記述します。
htmlで記述する
<meta name="description" content="ここにメタディスクリプションのテキストを記述">
xhtmlで記述する
<meta name="description" content="ここにメタディスクリプションのテキストを記述">
メタディスクリプションを書く場所はheadタグ内
メタディスクリプションの位置はheadタグ内に記述しますので、ホームページ上では表示されません。
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>【ここにタイトル】</title>
<meta name="description" content="ここにメタディスクリプションのテキストを記述">
</head>
<body>
</body>
SEOを意識したメタディスクリプションの書き方


ではここでメタディスクリプションの書き方をご紹介します。
各ページで記述できますし、ページ毎の内容によって一律にこのように書くと良いとはいえませんが、考え方としてヒントになると思いますので参考にどうぞ。
ページの内容がわかるよう簡潔に書く
検索結果に表示されるtitleタグだけでは伝わらない補足説明になります。
120文字前後(PCとスマホで違う)表示されますので、そのページに何が書かれているか要約文を書く。
クリックして記事を読むと得られるベネフィットを書く
クリックして記事を読むと、どんなメリットやベネフィットが得られるのか書く。
「自分に関係ありそう」と思ってもらえるとクリックする確率は上がります。
誰に向けた記事なのか書く
初心者向けなのか?中級者や上級者向けの記事なのか?また、何をしようとしている人向けなのか?
「こんな人に向けた記事ですよ」というメタディスクリプションにするのも有効です。
記事を読むことで解決できる悩みを書く
ベネフィットとほぼ同じですが、
- 何が知れるのか?
- どんな悩みを解決できるのか?
- どんな気持ちになれるのか?
など悩みを解決できますよ。という説明文にする
タイトルを補足する内容を書く
タイトルタグの文字数は30文字程度です。
タイトルに含まれない内容や、補足するような内容を書きましょう。
メタディスクリプションの例文を紹介します。
メタディスクリプションの例文を紹介します。






メタディスクリプションを書き直す基準や目安は?


メタディスクリプションを修正する際の目安や基準をご紹介します。
検索結果に表示された際にクリックされているか?が一つの判断基準になります。
Googleサーチコンソールからクリック率を調べる
Googleサーチコンソールで、キーワード毎の順位やクリック率を調べることができます。


キーワード毎にクリック率が悪いものは書き直しましょう。
Googleが提供する無料のツールで、WEBサイトを登録しておくと、キーワード毎の順位とクリック率をチェックすることができます。
ちなみに「グーグルサーチコンソール(通称:サチコ)」というのが通です。
検索順位別のクリック率に関しては次のデータを参考にどうぞ。
検索順位別クリック率
まず最初にこちらのデータをご覧ください。
検索順位ごとの平均クリック率のデータです。
平均順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 31.73% |
2位 | 24.71% |
3位 | 18.66% |
4位 | 13.6% |
5位 | 9.51% |
6位 | 6.23% |
7位 | 4.15% |
8位 | 3.12% |
9位 | 2.97% |
10位 | 3.09% |
※2019年のデータ
参照:Backlinko
どれくらいの期間で計測する?
タイトルタグをどれくらいの期間で検証して書き換えるか。
サーチコンソールの計測期間を28日or3ヵ月間程度で良いでしょう。
検索回数がある一定数なければデータとして信ぴょう性が少ないので、表示回数が500~1,000回くらいはあると良いですね。
メタディスクリプションに関する質問に答えます。Q&A


メタディスクリプションタグに関して、気になる疑問について回答しておきます。
さいごに
メタディスクリプションは検索結果に表示される説明文です。
検索結果1位であれば無条件でクリックする人も多いでしょう。
しかし、検索順位が下がるほどメタディスクリプションも読まれますし、クリックするかどうかを読んだうえで判断する人が増えます。
クリック率が高まるとSEO的にも評価が高まる傾向にありますので、ページを製作する際はメタディスクリプションも一緒に書いてしまいましょう。
- メタディスクリプションはタイトルタグの補足説明
- キーワードは意識しなくても良い
- 文字数は130文字程度
- 書かなくてもページ内から抜粋して表示される










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