日給(日雇い)と月給(正社員)の違い。知っておきたいメリット・デメリット

日雇い・正社員。収入/待遇の違い

こんにちは。
はっしーと申します。

私は15年ほど建築・土木の現場で汗水流して働いていました。

現場の仕事に転職・就職を考えたときに、日当が高いと魅力を感じますよね。
さらに残業もこなすと収入は増えますし。

しかし、日雇いで働いている人の中には、本当にこのまま日当でいいの?
と疑問に感じている方もいるでしょう。

こちらでは、建築・土木の現場で作業員として働く方、職人として仕事をしている方へ。
日当(日雇い)で働くのと、正社員雇用では収入や福利厚生など待遇にどんな違いがあるのか

日当と月給で、それぞれメリット・デメリットをご紹介していきますので、今後の働き方を考える参考になれば幸いです。

月給(正社員)のメリット

money

まず正社員で働くメリットからご紹介します。

収入が安定する

毎月の収入が安定しているので先を見通しやすいですね。

ボーナスや退職金が出る

一般的な会社だと年に2~3回のボーナスや、退職する際は勤続年数に応じた退職金が出ます。

社会保険や厚生年金など福利厚生がつく

社会保険は医療費の自己負担が3割
国民健康保険も社会保険も医療費負担は3割で同じですが、

社会保険は会社と折半なので個人負担は少なくなります。

厚生年金も同様です。
また、年金は厚生年金の方が個人でかける国民年金よりも年金支給額が多いです。

クレジットカードやローンの審査が通りやすい

クレジットカードの審査や、車・住宅のローンなど金融機関からの借り入れを受ける際に審査に通りやすいというメリットもあります。

また、子供を私立の幼稚園や学校へ入学させる際、費用が高額なため私立では職業で判断されることもあるそうです。

有給休暇が取れる場合も

有給休暇とは、その名の通り有給で休暇を取ることです。
当然ですが、有給の休暇なので給料は引かれません。

ただし、有給休暇がとれるかどうかは、会社による違いが大きいようです。

月給(正社員)のデメリット

デメリットは多くないですが、こちらになります。

残業代なしで長時間労働はきつい(ブラック企業)

残業代も出さずに日や残業させられるときついですね。

いわゆるブラック企業というヤツです。

長期休暇を取りにくい

正社員雇用だと職場の空気もあるでしょうけど、長期休暇はとりにくいと感じる方は多いでしょう。

日当で働いていたとしても現場仕事だと長期休暇はとりにくいでしょうけどね。
日当なら休めば給料が発生しませんから、その点は違います。

副業を禁止している会社もある

最近は国も働き方改革で副業OKの会社も増えているようですが、まだまだ副業禁止の会社は多いでしょう。

日給(日雇い)のメリット

ピンクの豚

建築・土木関係の現場仕事は日給月給の会社が多いですが、

正社員雇用に比べると日給で働くメリットは少なくなります。

働いた分だけ稼げる

働いた分だけ稼げるというのはメリットと言えます。

仕事の熟練度によって日当が上がりますし、基本的に残業代は1時間当たり1.25倍です。
残業したらその分稼げます。

日給(日雇い)のデメリット

電卓とお金
続いて日当(日雇い)のデメリットをご紹介します。

社会保険や厚生年金など福利厚生が充実していない

健康保険は、国民健康保険を自分で支払う必要があるでしょう。

年金も会社でかけていない場合は国民年金に加入することになります。

社会保険と国民健康保険の違いですが、

例えば
例えば、
月収30万の場合。

国民健康保険は26,172円
社会保険は15,465円です。

なぜ社会保険の方が安いかというと、
社会保険は会社と折半だから会社も同額の15,465円を支払っています。

会社が収める分と合計すると社会保険料は30,930円という事になります。

参考:全国健康保険協会

国民健康保険は年収360万円の場合で計算しています。
31,407円×10回なので年間314,070円をあえて12回で割って算出しています。

参考:札幌市国民健康保険料早見表

※保険料は各都道府県によって違いがあります。

収入が安定しない

毎日仕事があって繁忙期なんかは残業も増えて収入も増えるでしょう。

その反面、閑散期があると収入は安定しません。

ボーナスや退職金がない

日当(日雇い)で雇用している会社のほとんどはボーナスがありません。

中には年末に餅代という形で多少の額を出す親方もいるようですが…

退職金も同じです。
ただし、正社員だからと言って退職金が出るかどうかは会社によるでしょう。

建設会社あるある!こんな会社は気をつけて!月給なのに福利厚生ナシ

注意

月給が固定されている会社に中には、残業も福利厚生もつかない会社があるので、このような会社は注意しましょう。

月々決まった給料がもらえるので安定しているようにも見えますが、社会保険や厚生年金がつかない場合は、正社員とはいえません。

【経験談】給料25万。残業代・福利厚生ナシの会社

私自身、以前こんな会社に勤めた経験があります。

その会社は月給25万でした。
年収300万です。

安定していましたが、毎日2時間くらいは残業していました。

  • 残業代ナシ
  • ボーナスなし
  • 自分で国民健康保険と国民年金を支払う

しかもこちらから申し出ないと給料UPもない。

これなら日給月給で、残業代ももらった方がよっぽどよかったと思いました。

若かったこともあり、このようなことは考えもしなかったのですが、
これでは単に日当ではなく「給料は固定であげるよ」と言っているだけです。

当時の労働時間から見ると日給1万+残業代でもらっていた方が稼げました。汗

悪意がないのがタチ悪い

この会社、私が辞めた後にその会社の人間と話す機会があったのですが、

会話の中で、
私「でもA社って給料固定なだけで正社員雇用じゃないしょ。」

A社の人間「えっ!固定給で払っているんだから正社員でしょ

といっていたのを聞いて、衝撃を受けました。苦笑

私も当時その会社で働いていたときはそんなこと深く考えたことありませんでしたが、会社を経営する側の人間もこんな認識だったのです。

それで「うちの会社は給料が安定している」と言われても、年金・保険を自分で支払うことを考えた給料じゃないでしょ。

というね。汗

まぁその分、社長は立派な家を建てて会社は儲かっているみたいでしたが。苦笑

建築・土木会社あるある

ここでご紹介した過去に私が勤めた会社の事例ですが、
実はこのような認識の会社って意外とあるみたいです。

職人が独立して従業員の給料を決める際に

「以前勤めてた会社がこうだったから」
とか
そもそも社会保険や厚生年金など福利厚生の概念がない
とか…

月給の方が安定する…といっても、福利厚生や賞与など正社員待遇なのか転職・就職の際には、しっかり見極めが必要です。

まとめ

最後は、ちょっと愚痴っぽい話になってしまいましたが…苦笑

日当でもらう方が、収入が魅力的に見えるかもしれませんが、ローンやクレジットカードなど正社員の方が通りやすいですし、福利厚生がしっかりしているのは正社員です。

しかし、建築・土木系の会社は、日当の会社の方が多い傾向にあります。

正社員だから安心。
という時代でもありませんが、

転職・就職の際は、日当と給料(正社員)のメリット・デメリットを踏まえ考えてみると良いと思いますよ。

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