一人親方のメリット・デメリットをまとめてみました。

一人親方、メリット・デメリット

こんにちは。
はっしーと申します。

私は建築・土木業界で約15年ほど仕事をしていました。

今回は、一人親方のメリット・デメリットをご紹介します。

ちなみに、
私は建築・土木業界では雇われて働いていました。

友人には一人親方として個人事業している方、会社として起業している方がいますので、実際に聞いた話も交えてご紹介します。

建築・土木業といっても様々な業種があり、いろいろな働き方があるのでここでご紹介するメリット・デメリットが全てではありませんが、

こちらでご紹介するメリット・デメリットは、職種が違ってもおおよそ当てはまる部分が多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

一人親方5つのメリットとは

まず、一人親方のメリットから見ていきましょう。

メリットは次の5つです。

一人親方5つのメリット
  1. 上司や同僚がいないので楽
  2. 雇われより単価が高い
  3. 請負で仕事ができる
  4. 受ける仕事を選べる
  5. 自由な働き方ができる

それでは一つひとつ見ていきましょう。

1.上司や同僚がいないので楽

一人親方は、会社に所属していないので上司や同僚の指示を受けることもありませんし、現場を早く終わらせるのも長引いてしまうのも自分次第。
命令されることもなく、同僚に気を使うこともないので楽と言えます。

2.雇われより単価が高い

会社に雇われていると、経費や諸々の諸費用を会社が取って従業員に給料が支払われるわけですが、一人親方は自分が直接取引するので単価は上がります。

3.請負で仕事ができる

一現場いくらで、請け負うことも可能になります。

建設現場で働く職人は、一日いくらの日給月給で働いている方も多いです。
それは一人親方になっても同じで、常用だと元請けから1日いくらで貰うケースもありますが、

請負で仕事ができるという選択肢も増えます。

4.受ける仕事を選べる

仕事を受けるか受けないかを自分で選べるようになります。

雇われていると自分に決定権はありませんが、一人親方になると選択権は自分になります。

ただしこの点は、元請け企業との関係性も関わってくるので、必ずしも選べるとは限りませんが…

5.自由な働き方ができる

「自由」といってしまうと少し語弊がありますが、現場のスケジュールを自分である程度コントロールできると働き方の自由度も変わるでしょう。

これも元請け会社との関係性にもよるところですが、

  • 積極的に仕事をしたい
  • ほどほどの仕事量でいい

など、ある程度は自分の判断でできるでしょう。

一人親方6つのデメリットとは

左官職人の作業

続いて一人親方として考えられるデメリットを6つご紹介します。

一人親方6つのデメリット
  1. 仕事の幅が広げにくい
  2. 確定申告する必要がある
  3. 融資が受けにくい
  4. 仕事がなくなるリスクがある
  5. 健康を害すと収入も途絶える
  6. 大企業と“直接”取引できない

それではこちらも一つひとつ見ていきましょう。

1.仕事の幅が広げにくい

一人親方は、基本的に施工が一人です。
1日や1ヶ月にこなせる作業量が決まってきますので、仕事の幅は広げにくいとも言えます。

業種によっては、大きな現場は一人親方を複数集めてチームで仕事をするケースもありますが、請けれる仕事の範囲は決まってくるでしょう。

2.確定申告する必要がある

独立すると、個人事業でも法人登記していても確定申告は自分でします。

一人親方の方は奥様が事務を行っている方も多いです。
税理士にお願いするのも一つの方法です。

会社に雇われていると、確定申告は会社がおこないますので源泉徴収を受け取るだけで済みましたが、独立すると自分ですることになります。
デメリットというと大げさかもしれませんが、正直面倒な作業です。

3.融資が受けにくい

個人事業だったり、独立してすぐの場合は

  • 融資が受けにくい
  • ローンの審査が通りにくい
  • クレジットカードが作れない

などのリスクがあります。

4.仕事がなくなるリスクがある

仕事の受注が無ければ当然、仕事がなくなるリスクもあります。

一人親方として独立する方は、元請けとの関係性を頼りに独立・起業するケースが多いですが、
一社のみの取引で仕事を受けていると、元請けから切られたり倒産すると仕事がなくなるリスクがあります。

5.健康を害すと収入も途絶える

一人親方は、自分で現場をこなす作業量が収入に直結するので、当然、事故やケガ、病気などで休むことになれば収入は途絶えてしまうというリスクがあります。

6.大企業と“直接”取引できない

大手の建設会社やゼネコンなどは、個人事業の一人親方とは直接取引をしないケースは多いです。

大きな建設現場に入る一人親方は、基本的に一次下請けや二次下請け会社の下請けになるケースが多いでしょう。

一人親方ってそもそも稼げるの?

雇われて仕事をするよりも、やはり一人親方の方が稼げる可能性は高いです。

例えば
従業員として働いている仕事量と、一人親方の仕事量が同じだった場合。

単価が違いますから、当然一人親方の方が稼げる。
という事になります。

一人親方は自分一人なので、元請けが支払う金額を直で受けるからです。

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一人親方になって雇われているときと変わること

玄関を塗装する職人

一人親方として独立すると雇われている仕事をしていた時と変わる点があります。

  1. 税務署へ届出が必要
  2. 労災保険に自ら加入する必要がある
  3. 工具・作業車は自分でそろえる

この3点についてご紹介します。

税務署へ届出が必要

個人事業でも、独立する際は税務署に開業届けを出す必要があります。

屋号と事業内容など書類にして提出します。
最寄りの税務署、または税務署のホームページで確認しましょう。

税務署に届けを出す際、「青色申告」と「白色申告」の2種類に分かれます。

ちなみに
青色申告は最大65万円の控除が受けらるなどメリットもあります。

どちらを選択するにしても、事前に申告が必要になります。

青色申告・白色申告に関してはこちらのサイトが参考になると思います。
白色申告と青色申告の違い – メリット・デメリット

労災保険に自ら加入する必要がある

従業員として働いていた時は、会社が労災に加入していましたが、一人親方は自分で手続きする必要があります。

一人親方労災保険
という制度があります。

【一人親方労災保険について(8:18)】

詳しくは建設組合のホームページをご覧ください。

工具・移動車は自分でそろえる必要がある

現場で使う工具は自分で購入する必要があります。

当然ですが、現場まで通う車や又は作業車も自分で購入するかリース会社などで手配する必要があります。

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さいごに

一人親方として独立・起業した際のメリット・デメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか。

まとめると

会社を通さず直で仕事を受けるので単価も上がり稼げる
ただし、責任や手続きも自分ということになります。

建築業界は一人親方として働いている人が多いので、他にもご意見があればコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

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